<百人一首から5の恋お題>





1. 忍ぶれど
2. さ夜更けて
3. 恋ぞつもりて
4. ぬれもこそすれ
5. 君がため





<補足>

>>お題に新たにタイトルをつけるのも可。

1.忍ぶれど色に出でけり我が恋は 物や思ふと人の問ふまで
※恋を隠してきたが顔に出てしまったらしい。悩んでいるのかと人に尋ねられるまでに

2.やすらはで寝まなしものをさ夜更けて 傾くまでの月を見しかな
※ためらわず寝れば良かったのに、お待ちしたばかりに夜がふけて西に傾く月まで見たことです

3.筑波嶺の峰より落つるみなの川 恋ぞつもりて淵となりぬる
※筑波山から落ちるみなの川が深い淵となるように、私の恋も深くなってしまった

4.音にきく高師の浜のあだ波は かけじや袖のぬれもこそすれ
※評判の高師(大阪府高石市)の波のあだ波のように浮気なあなたには近寄るまい、涙で袖を濡らしたくないから。

5.君がため惜しからざりし命さへ 長くもがなと思ひけるかな
※あなたに逢うまでは命まで惜しくないと思ったが、会った今は、長く生きていこうと願うようになりました


2006.04.21